2010年2月26日金曜日

CD 労働歌ベスト「晴れた五月」 3月5日発売



音楽センターからまた新しい労働歌のCDが3月5日に発売されるらしい。値段は相変わらず1500円というプロレタリア価格。

CD・労働歌ベスト「晴れた五月」

■収録曲
がんばろう (作詞:森田ヤエ子/作曲:荒木栄/演奏:中央合唱団・三多摩青年合唱団)
世界をつなげ花の輪に (作詞:篠崎正/作曲:箕作秋吉/演奏:中央合唱団)
晴れた五月 (作詞:江森盛弥/作曲:関忠亮/演奏:中央合唱団)
国のすみずみから (作詞:浜島康弘/作曲:石原いっき/演奏:中央合唱団)
しあわせの歌 (作詞:石原健治/作曲:木下航ニ/演奏:中央合唱団)
町から村から工場から (作詞:国鉄詩人編集部/作曲:坂井照子/演奏:中央合唱団、センターオーケストラ)
同志は倒れぬ (作詞:ステークリッヒ(訳詞:小野宮吉)/作曲:不詳/演奏:中央合唱団)
赤旗の歌 (ドイツ民謡/作詞:J.コンネル(訳詞:赤松克麿)/演奏:中央合唱団)
インターナショナル (作詞:ウジェーヌ・ポチエ(訳詞:佐々木孝丸・佐野碩)/作曲:ピエール・ド・ジェイテール/演奏:中央合唱団)
沖縄を返せ (作詞:全司法福岡高裁支部/作曲:荒木栄/演奏:中央合唱団)
心はいつも夜明けだ (作詞:永山孝/作曲:荒木栄/演奏:中央合唱団)
たたかいの中に (作詞:高橋正夫/作曲:林光/演奏:三多摩青年合唱団)
闘うわれら (作詞:全金浜田精機支部・中島修一/作曲:中島修一/演奏:国鉄のうたごえ合唱団)
未来をかけて (作詞・作曲:斉藤清巳/演奏:東京のうたごえ)
インターナショナル (作曲:ピエール・ド・ジェイテール/演奏:新星日本交響楽団)

こんな感じです。すべてリンク先で試聴できます。

収録曲を見ていくと、荒木栄の作品が「がんばろう」「沖縄を返せ」「心はいつも夜明けだ」の3曲、含まれています。同じく音楽センターの「プロレタリア・ソング選曲集 どん底の歌」(2008年11月発売)と「プロレタリア・ソング選曲集2 世直し音頭」(2009年6月発売)にはいずれも荒木栄作品は1曲も収録されていなかったので、新発売のCDでは一転して3曲収録されることになったのは良かっなぁと思う(荒木栄ファンから苦情でもあったんだろうか?)。しかも、3曲とも「荒木栄作品集 不知火」のために録音された音源(中央合唱団)を収録している。キングレコードの「がんばろう!決定盤 日本の労働歌ベスト」や「蟹工船WORK SONG BOOK~日本の労働歌集」に収録されているアンサンブル・ヴェルソーの「心はいつも夜明けだ」も嫌いではないけど、「荒木栄作品集 不知火」の「心はいつも夜明けだ」は中央合唱団の精華というか、本当に良くできたアレンジなので、たぶんそれだけのために今回の新発売のCDは買う価値あると思う。ちなみに、「がんばろう」は「荒木栄作品集 不知火」に収録されている「歌と合唱とオーケストラによる構成 “不知火”」から「がんばろう」の部分を切り抜いてきて入れたみたい。

私は「荒木栄作品集 不知火」持ってる(なぜかレコード版とCD版両方w)んだけど、「同志は倒れぬ」と新星日本交響楽団によるオーケストラ演奏の「インターナショナル」目当てで買おうかなぁ
 
(^q^)