■ 朝鮮語人名の日本語表記に関する方針
- 朝鮮語人名は、原則として片仮名で表記し、必要に応じて朝鮮語表記や漢字表記を併記するものとする。
- 片仮名表記は朝鮮語読みを音写したものとし、姓と名を「・(中黒)」で区切る。連音化、鼻音化、舌側音化といった発音上の法則も、片仮名で無理なく表記できる範囲内において反映させる。ただし、発音上の法則が姓と名をまたいで適用される場合は、姓と名を区切る必要上、表記に反映させない(例:김일성は「キム・イルソン」とし、「キミルソン」とはしない)。
- 朝鮮民主主義人民共和国が朝鮮語における漢字の使用を廃止していることに鑑み、漢字表記は原則として行わない。ただし、次のような人名については、漢字表記を用いることがある。
- 1940年代、50年代の文献などによって漢字表記が判明している人名(例:李冕相、金元均、李燦)
- 朝鮮民主主義人民共和国の公式日本語文献や日本語メディアが漢字表記を用いており、公式な日本語漢字表記が存在すると当サイトが判断した人名(例:金正日、金正恩、金赫)
- 大韓民国の人名や在日コリアンの人名など、人名の漢字表記が現在でも一般的に用いられる地域の人名で、かつ、特定の漢字表記が一定程度定着していると当サイトが判断した人名
- 地名など各種固有名詞にも、本方針を準用する。
2015/07/13 制定
2015/07/26 改定
2015/07/26 改定